育休中に独学でFP2級を取得した方法

資格

育休中に資格勉強はできるのか?

結論、育休中でも資格勉強はできます!

ただし、育児しながらの勉強は軽い気持ちではなかなか継続できません。
実際私も、一人目の産後2か月で試験を受けるつもりで勉強していましたが、初めての育児でわからないことだらけ、数時間おきの授乳や産後の寝不足で勉強どころではなくなり、試験を受けることを延期しました…。育児しながらの資格取得は強い意志がないと途中で挫折してしまう可能性があります。私の場合「絶対一発で合格する!」「子育てが第一優先!」この二つを心に決めて資格勉強をすすめました。

 育休中にFP(ファイナンシャル・プランナー)資格がおすすめな理由

FP(ファイナンシャル・プランナー)はどんな資格?

 

「家計に関わるお金の知識を広く浅く」学べる資格です。

FP(ファイナンシャル・プランナー)とは、人生を豊かにする、家計のホームドクター®です。
FPは、家計に関わる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識を備え、一人ひとりの将来の夢がかなうように一緒に考え、サポートする専門家です。
引用元:日本FP協会

育休中にFP資格の勉強がおすすめな理由

実生活のお金の知識に役立つ

お金について「知識」を持つことは得することはあっても損することはないと思います!育休中ということは、出産という大きなライフイベントと重なる時期です。私も子どもを育てるにあたり、今後の教育費やマイホームなど、家族が生きていくだけで多大お金がかかることを知りました。FPの資格を取ることでややこしいお金の話も「なんとなく分かる」ようになります。細かい知識などはその都度調べることで理解できますし、実生活で役に立つことが多いです。
また、個人的な話になるのですが、夫が元ギャンブル依存症で当時は借金もある状態でした。ですから、お金のことについては「私がしっかりせねば!」という思いで勉強をはじめました。

 

3級・2級なら独学でも取得しやすい

FP3級の合格率は学科 約70~90%、実技 約80~90%(日本FP協会)と言わていています。2級では学科約40~60%、実技 約50~70%(日本FP協会)です。ちなみに2級を受験するにはFP3級を取得するなど、受験資格が必要となります。合格率を見てもわかるように3級は比較的合格しやすい資格ですので、「育休中に何か資格を取得したい!」という方は3級をおすすめします。転職や外部へのアピールするには2級以上が必要だと個人的に思います。ちなみに1級の合格率は7~18%で内容も格段に難しくなるので、かなり勉強時間を確保しなければなりません。
私は独身時代にFP3級を取得しました。その時は比較的仕事にも余裕がある時でしたので、仕事終わりに1~2時間勉強して約1か月の勉強期間でした。FP2級は後ほど詳しく書きますが、毎日1~2時間を約3か月勉強しました。

③試験が1年間で3回実施されるのでスケジュール調整ができる

FPの試験は例年1月5月9月の1年に3回実施されます。年に1回の試験だと臨月や産後間もない時期など、タイミングによっては試験を受けること自体難しい場合があります。その点、年に3回開催されることで勉強の予定を組みやすくなります。また、子育てをする上で今回の試験を受けるのは難しいと判断したら予定をリスケできます。私も前述しましたが、当初産後2か月の9月の試験を受けようと思い、産休に入ってすぐ勉強をはじめましたが、臨月は体が思うように動かない、産後は寝不足でフラフラ、勉強よりも子どもことが心配で「これは今回は無理だ!」と判断し申し込みを見送りました。そして、育児の生活リズムが整ってきた生後6か月の1月開催の試験を受験しました。

育児と勉強の両立方法

余裕を持った学習計画をたてる

FP2級の勉強は3か月の勉強期間を予定して勉強計画を立てました。直前期は1日3時間程度勉強した日もありますが、基本的には1~2時間勉強しました。もちろん、子育てしながらの勉強なので、子どもの体調不良やお昼寝の時間に勉強しようと思っていても全然寝ないなどイレギュラーが発生します。勉強時間ゼロの日も続くこともありました。育児と勉強の両立のポイントは「計画をきっちり立てすぎない」ことです。計画を立てすぎて勉強できない日が続くと勉強することが嫌になります。「机に向かって勉強できる日があればラッキー」ぐらいの感覚の方が長続きします。

スキマ時間を徹底的に活用する

子育てしながらの勉強時間確保は容易ではありません。子どもが寝て机に向かって勉強するぞ!と意気込んだ瞬間に起きるなんてことも多々あります。しかし、1日のうちにスマホを見ている時間など、5分のスキマ時間はあると思います。その5分でテキストを読み進める、問題を1問でも解く、この積み重ねでも1日で1時間ほどの勉強時間は確保できます。また、育児をしていると「手」は忙しいけれど、「目」と「耳」は使える状態もあります。私の場合は「家事をしているとき」「寝かしつけているとき」がその時間でした。夕食の準備をしながら動画で学習、寝かしつけをしながらイヤホンをつけて耳で学習するなど「ながら勉強」をして勉強時間を捻出しました。

アプリ・YouTubeを活用する

テキストや問題集はもちろん購入しましたが、机に向かう時間がないのが育休中の勉強の難しいところです。そこでアプリやYouTubeは大変お世話になりました。しかも無料で利用できるなんてありがたく便利な時代なんでしょうか。活用しない手はありません。私はアプリは「過去問道場」YouTubeは「おーちゃん先生」を愛用させていただきました。

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まとめ

育休中のFP資格取得は自己肯定感UPにつながります

育休中の資格取得で得られるものは、単に「資格」や「知識」だけではありません。合格の結果を見たときは自分の努力が目に見える成果として得られたことは本当に嬉しかったです。しかし、育休は子どもと過ごすための時間です。育児と勉強の両立は正直大変ですから、決して無理はしないようにすることが大切だと思います。

okankomachi

30代 二児のママ
関西在住の会社員(育休中)
夫はギャンブルによる借金で個人再生
育休中にFP2級と宅建を一発合格
【ジャンル】
資格取得・子育て・ギャンブル依存症克服

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